SSM手法とは

ショック「客観的な事実認識と定量評価」

組織が受講者に求める能力を実際の場面を想定した複数のシミュレーションを通して、参加者がどのようにその課題に対応するか?、その行動は企業が求めるレベルに達しているか?について確認を行います。シミュレーションは、プロの評価者により客観的に評価され、課題に対する行動の事実を定性・定量の両面から正確に評価・フィードバックします。
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ストレス「定点観測」

定性・定量で評価された内容を基に、参加者個々人に対し具体的な行動変容の内容について考察する機会を与えるとともに、改善成果について振り返る機会を設けます。また、一度の研修で終了するのではなく、人事部門において評価結果を保管し、定期的に研修を実施。そのことにより、参加者一人ひとりの行動変容と成長への意識を確認することができます。
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メタ認識映像と客観評価による自己認知

“つもりの自分”と“実際の自分”をしっかりと認識するべく、シミュレーション時の言動や行動、コミュニケーションの取り方(表情・姿勢・しぐさ・声色)など、映像を通して客観的に自己観察する機会を提供します。第三者からの評価だけではなく、自分自身を客観的に知る(観察する)ことにより、理屈でない現実の自己を認識することができます。

ssm説明「なぜ、「S=ショック・S=ストレス・M=メタ認知」が必要なのか?」“ショック”や“ストレス”が無い限り、人は変化を拒む!

「こうすれば良くなる」「ここを改善する必要がある」と分かっていても実際の行動に結びつかない、
変化が現れないのは、人は現状に対して“自らの存続の危機”を感じない限り、
“現状維持”を選択する習性があるからです。

“理解”や“気付き”レベルでは、人は変わらない!

従来型アプローチとSSM手法の違い「行動を変える」

従来の人材開発

1自己認知・経験の欠如

  • 自分には関係のない
  • 自分は、周囲の中ではそこそこできているから大丈夫
  • 想定される課題の経験が無いため重要性の認識をしていない(ピンとこない)
  • 失敗を経験していないので、できないことのヤバさを認識していない

2変化への抵抗(現状維持への執着)

自分の身を守るために、脳は変化を嫌うと言われています。今までのやり方で生きてきたものにとって、“変化=危機”と認識し変化を拒みます。これが、頭では分かっているがなかなか変化できない原因といえます。今までこのやり方でうまくや ってきたのだから…。この執着からの脱却は、通常の研修における“気付き”レベルでは成功しません

3提供される「教育」

成人教育論「アンドラゴジー」で示される通り、大人(成人)は子供と違い、“言われたことをそのまま学ぶ”ことはしません。大人は自分自身が必要と感じていないものに関しては、どんなに周囲が教えてもそれを吸収しようとしません。自分自身が「必要である」と感じて、初めて思い腰を上げ、自分自身のやり方で学ぶという行動をとるのです。

SSM手法による人材開発

1究極のシミュレーション体験による自己認知

企業が求める能力や意識、行動を設定しリアルなシチュエーションにおいてどの程度、力を発揮することができるかをプロのアセッサーを相手に実践していただきます。「自分は出来る」、「自分には関係ない」、この認識が本当に正しいものかどうか、受講者は実践を通して確認します。

2変化を選択(現状維持からの脱却)

現状維持のままでは存続できないという事実を示します。適度なショックとストレスを与えることにより、変化を嫌い現状維持を継続しようとする意識(選択肢)から、変化しなければ生き残れないと導き、変化が生存する唯一の道であることを認識させ道筋を構築させます。

3自己選択による「学習」

何がどの程度不足しているか、漠然とした表現や認識ではなく、定性・定量化された情報を参加者各自にフィードバック。どのようにすれば改善できるのか、自分自身で考え行動し、習得するためのサポートを行います。